住宅ローンの資金計画早分かり



連帯債務者の責任とは?

連帯債務とはどのようなものですか?

連帯債務というのは、同一の債務について、各自がそれぞれ独立して全責任を負い債務を履行する方法をいいます。

この場合、その中の一人が債務を返済すれば、他の債務者の債務は削減されます。

ただし、共有持分などによって債務の負担が決まっているような場合には、共有持分の部分での債務履行になりますので、それ以上の債務を負担した場合は、他の債務者に対して負担した部分の請求(求償権)をすることができます。

具体的には、借主と連帯債務者が所有権を1/2ずつ共有しているケースでは、借主が返済できないときは連帯債務者が全額債務を支払えば、借主に対して1/2の債権を請求することが可能です。

住宅金融支援機構の融資で連帯債務が必要になる場合は?

次のような場合には、住宅金融支援機構の融資で連帯債務が必要になります。

■共有にする場合
■親子リレー返済を利用する場合
■収入合算をする場合

ちなみに、住宅ローンを申し込む段階で、共有を除いて連帯債務者になる人の収入については、公的証明書が必要になります。

住宅ローン控除についてはどうなりますか?

連帯債務者は、債務を返済した部分については住宅ローン控除が受けられます。

なので、貸主に年末の借入金残高証明書の受領を依頼しておきましょう。

とはいえ、住宅ローン控除というのは税額控除制度ですから、無収入の場合には利用できませんので注意してください。


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