住宅ローンの資金計画早分かり



団体信用生命保険への加入は?

団体信用生命保険というのはどのような保険ですか?

団体信用生命保険というのは、住宅ローンを組んだ人が、ローンの返済期間中に死亡や高度障害状態といった不測の事態になってしまった場合に、団体信用生命保険契約によって支払われる保険金をローンの残りの返済に充てることで、債務が免除されるという仕組みの保険をいいます。

住宅金融支援機構の団体信用生命保険への加入はどうなっていますか?

民間金融機関の窓口で申込むフラット35と住宅金融支援機構の財形住宅融資では、団体信用生命保険への加入は任意となっています。

しかしながら、死亡や高度障害状態の団体信用生命保険は、満15歳以上、満70歳未満が対象になり最長80歳まで保障されますので、万が一の場合に備えて加入しておくと安心です。

ちなみに、夫婦共働き向けの連帯債務者2人で加入できる「デュエット」の利用も可能です。

また、三大疾病付(がん・心筋梗塞・脳卒中)の場合は、満15歳以上満75歳(死亡・高度障害は満80歳)までとなっています。特約料は団体信用生命保険の2倍弱ですみます。

いずれも、特約料は毎年払いですが、年々安くなっていくのが特徴です。

民間金融機関の住宅ローンの団体信用生命保険への加入はどうなっていますか?

民間の住宅ローンの場合は、団体信用生命保険への加入が義務付けられています。

ただし、融資条件としてパンフレットには「団信に加入できる方」と表示されていて、保険料自体は金融機関が負担している形になっていますので、利用者側の保険料負担はありません。

ちなみに、最近は三大疾病付団体信用生命保険が、融資利息に0.3%程度加算されて加入できるものもみられるようになっています。


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