マイホームの取得にかかる頭金以外の諸費用というのはどのくらいですか?
基本的に住宅ローンの借入条件というのは、購入価格(建設費)の80%以内ということですから、その差額20%を頭金として用意すればいいわけです。
しかしながら、住宅を取得する場合には、購入価格以外に様々な諸費用がかかってくるので、実際にはそれ以上の資金を用意する必要があります。
では具体的にいくら必要なのかというと、これは購入物件の種類や価格によっても異なるのですが、目安としてはざっと170〜200万円程度と考えてよさそうです。
ちなみに、万一の場合には、諸費用ローンというものもありますので、一時的に利用するのも一つの手です。
頭金以外の諸費用の特徴はどのようなものですか?
旧公庫の平成14年版融資申込み案内書の中に、「住宅取得に伴う諸費用一覧表」というのがあるのですが、諸費用については次のような特徴が見られます。
■不動産業者を通して取得する中古住宅などの仲介物件では、仲介手数料が取得物件価格の3.15%+6万円程度かかるので、費用負担が大きくなります。
■借入金額が大きいほど、保証料の負担も大きくなります。
■一戸建て住宅の場合は、水道施設利用のための水道加入金などがあります。
■住宅建設の場合は、新築に伴う雑費がかかります。
■新築マンションでは、修繕積立金の支払いがあります。 |