新築住宅と中古住宅では、どちらのほうが諸費用がかかりますか?
司法書士などに支払う報酬についてはケースによってかなり幅があるので何ともいえませんが、中古よりも新築のほうが、また、一戸建てよりもマンションのほうが割安になる傾向があるようです。
新築住宅と中古住宅の違いの理由としては、以下のようなものがあげられます。
■購入時に仲介手数料を支払うかどうか※で差が生じる。
■新築住宅のほうが、それぞれの税金に設けられている特例措置が受けやすい。
■新築住宅のほうが、それぞれの税金に設けられている控除額が大きい。
とはいえ、新築住宅だからといって必ず税金の特例が受けられるわけではありませんし、受けられる条件がそろっていても、購入者が税務署に申告をしなければ適用されません。
よって、税制の仕組みをしっかり把握して活用することが費用を安くするポイントになります。
※新築住宅でも仲介会社を通じて購入する場合には、仲介手数料がかかります。
税金が戻ってくる制度とは?
マイホームの購入にあたっては、お金が出ていくばかりではなく、住宅ローンを借りて購入した場合には税金が戻ってくることもあります。
いわゆる「住宅ローン控除」といわれるものですが、この制度はぜひ活用したいところです。
住宅ローン控除というのは、マイホームを購入した翌年に確定申告すると所得税の還付が受けられるというものです。
住宅ローン控除については、別頁で詳しく解説していますのでそちらを参考になさってください。 |