諸費用はいつ支払うのですか?
諸費用の支払い方というのは、不動産会社によっても異なりますが、新規分譲住宅の場合は契約時に諸費用の概算額をひとまとめにして払い込み、金額が確定した段階で後日精算するというケースもあります。
ただし、すべての不動産会社が概算額を一括で支払う方式をとっているわけではありませんし、仲介会社を通じて購入する場合ではその都度支払うケースも多いです。
多くの人は、まとまったお金を定期預金などに預けていると思われますので、その満期日なども考慮して、支払時期と金額をある程度把握しておくことは大切です。
諸費用の支払時期としては、次のようにおおよそ4段階に分けられます。
■売買契約時
■住宅ローンを借りるとき
■登記時
■入居後
売買契約時の諸費用の支払いは?
売買契約を結ぶときには、契約書に貼る印紙代がかかります。
また、仲介会社を通じて買った場合には仲介手数料を支払うことになりますが、このときに半額を払い決済時に残金を支払う場合や、決済時に全額を支払うケースもあります。
住宅ローンを借りるときの諸費用の支払いは?
金融機関との間で金銭消費貸借契約書を取り交わすときに、次の費用等が必要です。
■ローン保証料
■印紙代
■事務手数料
■火災保険料
さらに、抵当権を設定するための登記費用として次の費用も必要です。
■登録免許税
■司法書士に支払う報酬
登記時の諸費用の支払いは?
ここでの支払いは、上記の抵当権の設定とは別にかかる登記費用になります。土地と建物の所有権登記の際の登録免許税と司法書士などに支払う報酬です。
新築住宅では表示登記のの費用が必要なケースもあります。
入居後の諸費用の支払いは?
入居後は以下のような諸費用がかかります。
■不動産取得税
■今後毎年納めることになる固定資産税や都市計画税
■引越し費用
■新居に設置する家具やカーテン
■調度品などの購入費用
■中古住宅の場合はリフォーム工事費用 |