変動金利型の返済方法は?
変動金利型においては、一般的には元利均等返済を採用しています。
変動金利型のローンでは、毎回の返済額は5年間変わらないものの、金利の見直しが4月と10月の年2回行われ、元金と利息の内訳を調整する仕組みとなっています。
元利均等返済の変動金利型に潜んでいる未払い利息のリスクとは?
上記の返済方法の場合、急激な金利上昇があると、新たな利息の額が毎回の返済額を超えてしまうことがあるのです。
そうなると、その月の返済はすべて利息分に充てられるうえに、超えた分については「未払い利息」として、次回の返済に繰り越されることになってしまうのです。
当然ですが、その間は元金部分は一切減少しません。
未払い利息のリスクに備えるにはどうしたらよいでしょうか?
未払い利息のリスクに備えるには、次のような方法によって、未払い利息が発生するリスクを小さくしておくことが重要です。
■一部繰り上げ返済をして元金を減らす。
■変動金利型のローンの場合は、借入金額をできるだけ少なくする。
■返済期間を短くして早期に返済する。 |